kogumaの育児ダイアリー

徳島市在住のライター。アラフォーで思いがけず妊娠しました。我が家の「かぞくのはじまり」を記録します。

「あー、うー」。小さな感動(生後35日)

はじめて聞いた赤ちゃんの声。

「あー」。「うー」。

生まれて1ヶ月の間、泣き声は足るほど聞いたけれど、ごきげんな表情で彼の「素の声」を聞いたのは初めて。育児書によると、これは「クーイング」や「喃語」といわれる言葉の発達のはじまりだそうです。

育児をしているといろんな「はじめての感動」があると思いますが、何の意図もなく自然に発する我が子のオリジナルボイスを聞いて、kogumaも胸をキュッとつかまれるような気持ちになりました。

 もっと語りかけてあげたい。

最近は「語りかけ育児」の重要性がよく言われています。

朝起きたときに「おはよう。今日はお空が青いねー。いいお天気だよ」。おっぱいをあげるときに「さあ、おいしいおっぱいごくごく飲もうねー」。おむつを替えるときに「きれいきれい。気持ちいいねー」。コツは形容詞をたくさん入れて話しかけるのが良いそうです。

妊娠中は「たくさん話しかけて情緒豊かな子育てを!」などと意気込んでいましたが、実際にやってみると、マンションの部屋でレスポンスのない(少ない)新生児とふたりきりの一方通行コミュニケーションでこれを続けるのには高度な人間力が必要だとわかりました。

沐浴のときなんかは、お湯のなかに赤ちゃんを落としてしまわないかヒヤヒヤしながらの真剣勝負なので、つい口を真一文字に結んで黙りこくって洗ってしまいます。でも赤ちゃんはどんなときもお母さんの声を聞いていると安心するんですよね。

 育児のごほうびは小さな成長。

今朝は「あー、うー」と言いながら、ニコッと笑顔を見せてくれました。こんな一瞬のことで、夜中の授乳も頻回のおむつ交換もなにもかもがチャラになってしまうからほんとーに育児って不思議です。