「春を待つ間に」お出かけ

鳴門市のギャラリーバンサンで開催されている徳島県在住の陶芸家 中西申幸さんの陶器展「春を待つ間に」へ行ってきました。

店内で同じく０歳児の子育て中である知人に遭遇し、育児のことなどワイワイしゃべりながら、陶器も愛でてせっせと選びつつ、中西さんともお話させていただき、ひさびさにとっても楽しい時間を過ごすことができました。

 あたらしく仲間入りしたお皿。この美しく奥深い藍色は中西さんが切り開いた新しい世界。これまでの作品づくりは朝鮮の作陶に影響を受けていたそうなのですが、染付をモチーフにして新たな作風にチャレンジしたそうです。ユーラシア大陸の空気を感じるような古くて新しい匂いがしました。

そろそろ赤ちゃんも首が座ってお出かけしやすくなってきました。外に出かけて人に会うと自分を取り巻く空気がうまく攪拌されて気分がずいぶん変わります。ライターは「人と会って話をして文章にまとめる」というある意味とってもプリミティブな仕事ですが、こうしたコミュニケーションがあらためて自分は大好きなんだなーと思いました。