初節句 鎧兜がやってきた!
初節句に向けてここ一ヶ月ほど「兜」のセレクトに東奔西走し、悩み抜いたkogumaです。
両家双方の親の意向、我が子らしいもの、飾り手であるkogumaの気に入るもの…。
現代っ子としては「たかが兜」と思っていても、選び始めると「されど兜」という気持ちになり、最終的には「我が子を護ってくれる兜はどこー??」という有様に。
ところが県内の人形店を何軒か見て回ったものの、「兜」というたたずまいからはほど遠い品が所狭しと並んでおり、なかには営業スタイルが非常に個性的で、店主のトークにどん引きすることもありました。「もう気に入る兜なんてこの世に存在してないよー」と途方にくれたりもしました。
追い求める五月の兜。
それは、美しく、気高く、品があり、空気を清めるようなたたずまい。
あきらめかけたその時。
運命の兜に出会えたのが沖浜の「人形の慶樹」さんです。
鎌倉時代の奉納鎧を現代に再現した色鮮やかな大鎧。
人目見て「これだ!」とわかりました。
実家の両親から贈られ、いまは自宅のリビングに鎮座しております。
この兜を飾った瞬間、息子が「ほー」っと声を出して目を見開いたのには感動しました。単なる偶然かも?!ですが(笑)
いまは、親子でこの鎧兜を眺めるのがシアワセなひとときです。